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放射性廃棄物の問題

放射性廃棄物の問題は、扱っている対象が放射能を持つ放射性物質であるという事実である。 放射性物質の中には、半減期が極めて長いものも存在する。

その語感から勘違いしやすいが、半減期を経過すると、放射性物質が元の半分になるが、残った放射性物質がさらに半分(つまり元の1/4)になるのにも、同じだけの期間が掛かる事に注意する必要がある。 たとえば、半減期が約12年であるトリチウムの場合、24年後に崩壊が終わるわけではない。 トリチウムは、12年後に元の量の50%、24年後に25%、36年後に12.5%...と減っていき、同時にトリチウムが崩壊して出来るヘリウム3が生成されていく。 トリチウムの崩壊後に出来るヘリウム3は安定だが、ウラン等の原子番号の大きい物質は、崩壊後の物質も放射性物質(娘核種)になるため、含まれる全ての放射性元素が崩壊を終え、安定物質(鉛など)に落ち着くまでは、非常に長い期間を要するものもある。

なお、自然界にもカリウム40やウラン系列に属する物質が存在するので、放射線による影響を考慮する上で、人工的に発生した放射性核種による影響と天然放射性核種による放射線(バックグラウンドレベル)を区別する必要がある。

放射性廃棄物の分類と処分方法
放射性廃棄物は、放射能濃度により、低レベル放射性廃棄物と、高レベル放射性廃棄物に分類することができる。また、発生別により、再処理工場から発生する使用済燃料の被覆管の切断片、ヨウ素を閉じ込めるための廃銀吸着剤、二次廃棄物(MOX燃料施設から発生するものも含む)等については、特にTRU廃棄物と呼ばれる。ウラン燃料を加工する施設から発生するウランで汚染された廃棄物は特にウラン廃棄物と呼ばれる。

放射性廃棄物を含め、放射性物質はある程度の時間(半減期)が経過すると放射能が弱くなり、やがては大部分が安定した物質に変化する性質を持つ。半減期と単位時間当たりの放射線量は反比例し、半減期の長い物質は単位時間当たりの放射線量は少ない。半減期は放射性核種により異なる。

過去には、放射性廃棄物を宇宙空間に投棄する方法(宇宙処分)や海洋投棄も検討された。しかしながら前者については100%確実に放射性物質を大気圏外に送る技術が確立されていないため現時点では不可能である。海底深度の深い海溝などに、ドラム缶に詰めた放射性廃棄物を船上から投棄した国もあった。1993年、ロシアによる日本海への放射性廃棄物投棄が明らかになり、国際世論の批判を招いた。詳細は海洋投棄#日本海への放射性廃棄物投棄参照。バーゼル条約によって有害な廃棄物を輸出することは出来ず、経済援助と抱き合わせで発展途上国に引き取ってもらうなどの方法は認められていない。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
放射性廃棄物の問題について最近CMしていますよね。

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2009年12月 9日 16:46に投稿されたエントリーのページです。

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